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両面テープなるほどクイズ

このページでは、両面テープ、粘着テープに関する豆知識をクイズで出題いたします。全問正解できたら今日からあなたも「両面テープ博士」!  回答はページの下の方にあります。


クイズ問題その1

両面テープなどに使われている粘着剤ですが、人類が初めて粘着剤を使ったのはいつごろでしょう?
 ・A 約300年前
 ・B 約1500年前
 ・C 約12000年前


クイズ問題その2

両面テープなどに使われている粘着剤ですが、粘着剤はなぜ対象物にくっつくのでしょう?
 ・ズバリお答えください!


クイズ問題その3

現在流通している粘着テープ(業務用含む)で一番巻き数の長いものは約何メートルでしょう?
 ・A 約50メートル
 ・B 約500メートル
 ・C 約50000メートル


クイズ問題その4

再剥離テープで一番使用機会が多いものにポストイットなどの附箋紙がありますが、粘着剤に秘密があります。それはいったい何?
 ・ズバリお答えください!(ヒント:粘着剤の形状に秘密があります)


クイズ問題その5

粘着剤の粘着力をなくす方法が2つあります。一つは「高熱をかける」さて、もう一つは?
 ・A 水をかける
 ・B 紫外線を照射する
 ・C 急激に冷やす


クイズ問題その6

貼ったテープをは剥がすときには最適な角度があります。さて何度でしょう。
 ・A 90度の角度で真上に引っ張る
 ・B 150度の角度で斜めに引っ張る
 ・C 180度の角度で反対方向に引っ張る


クイズ問題その7

粘着剤を塗布したものを「基材」といいます。基材にはいろいろな材質が使われますが、日本で生産される粘着テープの中で一番多いものはどれでしょう?
 ・A 紙が基材のもの
 ・B 布が基材のもの
 ・C プラスチックフィルムが基材のもの

 ヒント:粘着テープと一口に言っても両面テープからカッティングシート、ガムテープ、セロテープ、サロンパスまでいろいろありますよ。


クイズ問題その8

いろいろな粘着テープがありますが、次のうち商標でないのはどれでしょう
 ・A セロテープ
 ・B ガムテープ
 ・C スコッチテープ


−−−回答と解説コーナー−−−


クイズ回答その1

答えはC 約12000年前です!
古代メソポタミア文明で、モノとモノをくっつけるために最初に使われたのは天然アスファルトで、貝殻や宝石をアスファルトで「粘着」 した壁画が発見されているそうです。
日本でも、縄文時代の昔から天然アスファルトで石を棒に接着し槍として使っていたそうですよ。また欠けた土偶の修理に接着剤として天然アスファルトが 使われたものも発見されています。ちょっとびっくりですね!


クイズ回答その2

答えは「わからない」です
「粘着」という現象を研究するのは「界面化学」という分野ですが、いろいろな理論や説があり、 そのどれもが不十分なのです。あるいは、すべての説がお互いに絡み合っているのかもしれません。 実は、粘着は、物理学的な「力」なのか「仕事」なのかも判っていないのです。いずれにせよ、 接着や粘着の理由は大まかにいって、物質と粘着剤が接近した時に、分子と分子の間に何らかの引力が働き、 それがお互いを引き付け合うのだといわれています。
あなたも研究してノーベル賞を狙ってみては?


クイズ回答その3

答えはC 約50000mです!
このテープは、皆さんも見たことがあるかもしれませんが、段ボールの開梱用のテープです。あの、一か所を引くときれいに段ボールの 梱包が切れて開封されるテープです。
50000mもの長さがあるので、タコ糸状にして巻き取ってあるみたいです。
一度見てみたいです。


クイズ回答その4

答えは「球状の粘着剤がならんでいる」
柔らかいボールを思い浮かべてください。地面などに普通に置いてあるときは接地面が小さいですが、上から押さえつけるとつぶれて接地面がおおきくなりますね。 これと同じ原理で、塗布されたミクロの大きさの球状の粘着剤が、圧力をかけると(指でペタっとやるくらいです)粘着面積が大きくなって 対象にくっつくのです。
また剥がせば球状に戻るので粘着力が弱くなり、何度も繰り返し使えるのです。
普段何気なく使っている文房具ひとつにもすごい技術がつかわれてるんですね。
ちなみにポストイットは3Mの商標ですが、これにイラストを入れたり、ハート型や星形にしたのは日本人です。


クイズ回答その5

答えはB 「紫外線をあてる」
一般に見ることはないと思いますが、電子部品の工場などでは粘着テープに電子部品を載せて搬送・加工しているところがあります。
作業中は固定されていないと困りますが、作業が終われば粘着力は不要になりますし、精密な部品なので力づくではがすこともできません。
そこで開発されたのが、「熱を加えると膨らむ物質を入れた粘着剤」「紫外線を当てると粘着剤を硬化させる物質を入れた粘着剤」らしいです。
現在は「水をかけると剥がれる粘着剤」が開発されたみたいです。


クイズ回答その6

答えはB 「約150°の角度でひっぱる」です。
なぜかはわかりませんが、検証の結果この角度が一番剥がすのに適しているみたいです。
サロンパスなどをはがすときも、150°の角度でゆっくり剥がすのが一番痛くないみたいですよ。


クイズ回答その7

答えはA 「紙が基材のもの」です。
答えとしては面白くないですが、日ごろ色々な粘着シートを使っていると結構意外な感じです。
全ての粘着シートの5割以上が紙基材のものです。


クイズ回答その8

答えはB 「ガムテープ」です。
「Cellotape」がニチバン(日本)の商標、「Sellotape」がセロテープ社(イギリス)の商標、「スコッチテープ」は 言うまでもなく3Mの商標です。
これだけでは面白くないので小ネタをひとつ。
「ガムテープ」といえば紙の物、布の物と普段普通に使っていますが、本来の「ガムテープ」は粘着テープではありません。
クラフト紙の表面に水溶性の糊をつけたものがホントのガムテープです。切手のように水に濡らして貼り付けます。
これは「接着剤」である「糊」をつかっているので「粘着」テープではないのです。(私たちが普段使ってる「ガムテープ」は粘着テープです) この糊付きガムテープは今でも段ボールの封緘、梱包などにつかわれ、非水溶性の物質を含んでいないので、再生紙としてリサイクルしたり する際にも剥がす必要がありません。エコですね!


以上、出典はいろいろで、独自調査のものもあるかもしれません(間違いがあれば指摘してください)が、ウンチクとして 使える知識がふえたのではないでしょうか?
私もこのサイト制作を任され、両面テープ、粘着テープについては一般のヒトよりかなり詳しくなったつもりです!
これからも日々勉強し「粘着マスター」(←ネット的にはなんかイヤな名前)目指してがんばります!

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